今日の朝刊函館道南版にのりました。
「市民の生活直撃」という見出しで、灯油や重油の燃料代値上がりで、銭湯はどうよ?で、大盛湯が前日に取材を受けました。
照明のLEDへの変更と、温泉熱を利用した熱交換器の2本取材でしたが、紙面の都合から、写真と記事は照明変更になったようです。
熱交換器は、大盛湯紹介でも書いてますが、一部改良して昨年平成25年の秋過ぎに交換しました。
画像は、温泉槽に設置した銅製の熱交換器です。
真ん中が、今回、改良した熱交換器で、営業終了後に作動させます。
ボイラーの湯を熱交換機に回し、温泉熱で暖めます(保温)。
ボイラーは、この寒さでも約50℃〜55℃に保たれます。
左右の銅コイルは、営業中に作動させます。
シャワーのお湯は、ポンプ動力で浴室に送られ、ボイラー室に戻って来ます。
戻るさいに、銅コイルに通すわけです。約37℃〜40℃のシャワー湯は温泉熱で約50℃くらいまで温まりボイラーに戻ります。
約10度の熱を温泉から貰うわけで、温泉は約10℃熱を奪われます。約65℃の温泉は、水を使わず約55℃まで下がるわけです。
温泉熱をエコに使ってるわけです。
あくまでも、大雑把な説明ですが(汗)。
ただ、良いことばかりではありません。銅は熱伝道を良いのですが、塩分にとても弱い事です。 |