ある冬の日キツネさんとクマさんが、もりのなかのおんせんにいきました。
クマさん 「あーいいゆだね。キツネさんはやくおいでよ」
キツネさん 「クマさん、ゆかげんどうですか。はやくあったまりたいよ。」
ドボーン!
クマさん 「ワーおゆかぶったよ。それとおゆにはいるまえに、からだをあらってね。おゆにタオルをいれちゃだめだよ。」
キツネさん 「ごめんなさい。こんどからきをつけます。でもいいゆだね。」
クマさん 「ほんといいゆだね。」
ステーン!
からだをあらわずにさわいでいたキツネさんはじぶんのせっけんをふんでころんでしまいました。
クマさん 「さわいだりするとみんなにめいわくがかかるよ。」
キツネさん 「いたーい。これからきをつけます。でもいたーい。」
またステーン!
クマさん 「ぬれたままであがるとすべってころぶよ。ゆかがびちゃびちゃしてみんなきもちわるいよ。これからきをつけるよね。」 キツネさん 「ハーイ。でもいたーい。」
みんな、いっしょによんでね。 マナーをまもって、たのしいおふろ。さあ、これからせなかのながしっこだ。

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